“レゲエの神様”と称される天才的な音楽センスの裏に隠された苦悩と葛藤、波乱万丈な生涯を描く映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』が2024年5月17日(金)に日本公開される。
「ロックの殿堂」入りも果たした伝説のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリー。彼は全世界アルバム売上7500万枚以上を売り上げ、伝説的なベスト・アルバム『レジェンド』は、アメリカのビルボード誌のカタログ・アルバム・チャートで最長ランク入りという記録を打ち立てており、世界で最も売れたレゲエ・アルバムになっている。その他にもグラミー賞の特別功労賞生涯業績賞受賞、グラミー殿堂賞(複数受賞)の受賞、"Hollywood Walk of Fame"への殿堂入りなど数々の偉業を残したマーリー。そんなジャマイカ初の世界的トップスターが生み出した、夢と希望、歓びに満ちたサウンドは今もなお世界中に愛され続けている。レゲエミュージックの歴史そのものと言っても過言ではないこの作品をぜひ映画館で。
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映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』
監督:レイナルド・マーカス・グリーン
出演:キングズリー・ベン=アディル、ラシャーナ・リンチ
脚本:テレンス・ウィンター、フランク・E・フラワーズ、ザック・ベイリン、レイナルド・マーカス・グリーン
配給:東和ピクチャーズ
上映時間:1時間47分
京都・滋賀上映館:TOHOシネマズ二条、T・ジョイ京都、MOVIX京都、イオンシネマ京都桂川、イオンシネマ高の原、イオンシネマ草津、他
【STORY】
1976年、カリブ海に浮かぶ小国ジャマイカは独立後の混乱から政情が安定せず、対立する二大政党により国民は分断されていた。僅か30歳にして国民的アーティストとなっていたボブ・マーリーは、彼の人気を利用しようとする国内の政治闘争に巻き込まれ、同年12月3日に暗殺未遂事件が起こる。僅か2日後、ボブは怪我をおして、その後伝説となった「スマイル・ジャマイカ・コンサート」のステージに立つが、身の危険からすぐにロンドンへ逃れる。ロンドンでは「20 世紀最高の名盤(タイム誌)」と評されるアルバム『エクソダス』の制作に勤しみ、ヨーロッパ主要都市を周るライブツアーを敢行。かのザ・ローリング・ストーンズやザ・クラッシュと肩を並べ、世界的セレブリティの階段を駆け上がる。一方母国ジャマイカの政治情勢はさらに不安定化し、内戦の危機がすぐそこに迫っていた。深く傷ついたジャマイカを癒し内戦を止められるのはもはや政治家ではなく、アーティストであり国民的英雄であるこの男だけだった…。